メタラーの逆襲

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うけつがれていく文化と消えていく文化の違いはどこにあるのか?

こんにちは。別にこれは学術系の論文などに目を通したわけでもないですが、歴史好きとして少し気になったので考えたことをまとめていきたいと思います。

 

・どういう文化が衰退するのか

こういうところをちょと見ていきます。まず、消えてしまう文化というのは「人に忘れ去られてしまった」文化っていうことなんじゃないかなと思います。

逆に残っているのは忘れられていないものだと。

たとえば、ラテン語などは今は母語話者はほとんどいないですが、今までになされた積み上げが多いのでいまだに使われていますよね。

学術系の新語がいまだに生み出されていたりもします。だから次のことがいえると思います。

・必ずしも担い手の数や需要と文化の盛衰は関係しない

例えばですが、流鏑馬というのを皆さんご存知ですか?日本に古くからある伝統ですよね。でもこれが一般的に需要があるかといわれたらそうではないと思います。

もちろんすごいものだということも文化的・歴史的価値があることもわかります。

そういうのが好きな人がいるのもわかります。でも、一般の人が強くそれを欲しているわけではないのは感覚的に理解してもらえると思います。

この流鏑馬はそういう意味では世間一般からの関心はあまりありません。ですが、しっかりと受け継がれていますよね。だから担い手が少なくても滅ぶとは限りません。

また、雅楽なども好きで雅楽ばかりを聴いている人には出会ったことがありませんし、ほとんどいないと思います。でも、1000年以上とかいう長い期間生き残っているわけです。少ないながらも文化や伝統をしっかり受け継いできています。

逆のパターンを考えてきます。

たとえばゾロアスター教について。ゾロアスター教イスラーム以前のイラン民族の代表的宗教でした。また、ササン朝などでは国教化されていたわけですから相当な数信者がいたわけです。でも、それだけ信者がいたのに今はイランでは少数派となったり、信徒資格の条件ができたりと衰退も感じさせます。

だから文化の担い手が多い時期があっても必ずその状態が保たれるわけではないのです。そしてそれがずっと受け継がれるという確約もないのです。

じゃあ、厳しく取り締まられたり迫害されたらどうなるのかを見ていきます

ここで仏教についてみていきます。仏教はインドで生まれたのは有名ですね。ですがバクティ運動の結果本国では信者数が激減します。しかし仏教は主に東側の諸国に伝播し、いまも様々な形で受け継がれています。

また、キリスト教カタコンベなどに信者が集ったりしていましたから、迫害なども100%文化を滅ぼすとは限らないのです。もちろんアメリカ大陸に来たコンキスタドールのようなケースもありますが。

そして、ギリシアの暗黒時代について見たいと思います。

この時代は無文字だったので非文明レベルになっていました。

この期間には線文字はすでに忘れ去られていて受け継がれなかったのです。

ここで最初のほうにいった忘れられているか、忘れられていないかがだんだんとわかってもらえたかなと思います。

では忘れられないような文化はどういうものかを考えます。

まず、インターネットなどを見ていくとわかりやすいと思うんですが、流行りのコンテンツって受けはいいし勢いもあるけど、その場限りのノリなことが多いんですぐに「消費」されてしまいますよね。こういうものっていつの時代でも生き残っていけるような「普遍性」が足りないんじゃないかと思います。別にそれがいいとか悪いとかの話ではありません。普遍性が足りない代わりに限られた条件下での反応がいいものかもしれません。だから普遍性は生き残るのにある程度関連があるけど良し悪しを決定するとは限らないということです。

次になんですけど、個性があるか・魅力が保てるか、という部分。

例えばですけど、最近めっきりメールとかを使わなくなりましたよね。

いまはちょっとしたやり取りをするのでもラインとかメッセージのやり取りができるアプリのほうが便利なわけです。

ここで見ていきたいんですが、メールには普遍性は備わっていても強烈な個性って備わっていないですよね。でもラインとかは既読機能だったり、グループラインみたいな便利な機能があったり、やり取りがスムーズにできたり、スタンプがあったりみたいな強烈な個性があります。結局のところこれから先残っていく文化というのは、普遍性(いつの時代でも残れるような何か。たとえば武術的な文化はいつの時代でも通用し得る。)と強烈な個性を兼ね備えたものなのではないかと。

受け継がれるかには人数とか状況がまったく関係ないとは言わないけど、やっぱり普遍性と個性が一番決定づけているんじゃないかなと思います。

そういうわけで、今回は自分なりに考えたことを書いてみました。

もちろん異論もあるとは思いますが、優しくお願いします。

それでは~。