メタラーの逆襲

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メタルバンドのコード感②アースシェイカーにみる3度の音

こんにちは。

タイトルに出ているアースシェイカーというバンド、

皆さんはご存知ですか?


EARTH SHAKER MORE

この曲が代表曲です。

この時のみためは。。。まあ、それは抜きにしても曲はカッコイイ。

メタルに短パンはちょっとあれだけど。

 

ちなみにタイトルの3度というのは、ドを1度としたときのミの音。

任意の鍵盤をおして、その鍵盤の4個離れたところにあるのが1度と3度の関係性。

1度と5度の関係性なら7個上の鍵盤をおさえる。

だからドとソの関係性。

ここら辺は音楽の理論で度数をやるとわかる。

ちなみに1度の音のことを根音とかルートという風によぶ。

 

 

この曲に出てくるコード感を解説します。

まずなんですけど、イントロのリフ。

ルートが半音ずつ下降する進行。

そしてそのあとはおそらく1度と3度のコードで刻みっぽくしながら上昇していく。

その後Aメロに入ると16分と8分を織り交ぜながら下降していく。

基本は1度と5度。つまり俗にいうパワーコードというやつだ。

3度は音の明るさを決定し、5度の音は音の安定性を決定する。

そんなイメージ。

ここでもやはりルートが半音ずつ下がり、5度の音のほうも2回に一回は下降する。

分数コード的な感じの響きはつながりをスムーズにする上に終止を要求するので使い勝手がいいフレーズ。

その後はオーソドックスなパワーコードとオブリガード。

そしてまたAメロ、Bメロになり、サビはAメロの半分の長さで進行が進む。

ギターソロ前は再びリフ。ここは一緒。

ギターソロはAメロと同じコード進行。

あとはオクターブ奏法が出てくるけど、そんなに大きな変化はなし。

 

だいたいこんな感じなんですけど。

アースシェイカーらしい部分って何か?

特にギターの面では何か?

っていうと、半音ずつ下がる進行や、1度と3度の音が特徴。

普通のロックバンドは音のカッコよさや安定性、インパクトを重視して1度と5度のコード、すなわちパワーコードを多用する。

これは特にメタルバンドでは顕著な傾向にある。

しかしアースシェイカーは(曲にもよるが)パワーコードの中に3度の音を織り交ぜて弾くのだ。

先ほどの解説の文と照らし合わせてもらえれば3度の「何とも言えない響きと安定しているのかしていないのかわからない感じ」が分かってもらえると思う。

アースシェイカーはやや歌謡的な部分があるが、

そこには3度の音が絡んでいる。

他にもギターソロでは速弾きをしすぎず歌えるくらいの速さになっていたり、

ワイドなレンジでフレットを使うことも特徴だろう。

その他オブリガードがほかのバンドに比べて特徴的。

音数を詰め込むタイプではなく、なのにインパクトがある。

歌の邪魔をしないというよりはがっつり主張するタイプのオブリ。

ここがアースシェイカーらしいサウンドの要だろう。

もう一つ言うならば、CD音源だと430を基準にチューニングされている。

いわゆる1/4音下げチューニングという、どちらかというと変則的なチューニングだ。

これはアンセムなどもこのチューニングのことがあった。

チューナーが今に比べると充実していなかった時代なりの工夫というか、

歌いやすさとインパクトを兼ね備えたチューニングだ。

 

今回はこのシリーズの初回だったけどどうだろうか。

また次回も見てほしい。それでは。