メタラーの逆襲

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作曲のノウハウ講座 キラーチューンをつくるコツ

こんにちは。

 フェスでやってウケそうな曲を書く方法を教えます。

tommetal.hatenablog.com

 

前回の記事を受けてなんですけど、

いちおうプロを目指す方向けに、

曲を書くときのあれこれについてお話ししたいと思います。

 

いちおう曲の作り方みたいな初歩の初歩的なことは他のサイトで解説してるんで、

コードとかがそもそも何かわからないとか、まだ曲を作ったことがない人とかは

そういう記事で勉強して曲を作ってから来てみてください。

今回はプロのクオリティの曲、それも代表曲とかリード曲級のものを書くのに

必要な考え方とかちょっとしたことがメインとなります。

 

前提として、

本当に何も浮かばないときでも及第点の曲は書けるようにしておくべきです。

基準として、シングルB面かアルバム曲くらいのはフルで毎日2,3曲かけるくらい。

プロでやるならそのくらいの能力は必要ですよ。

 

ここら辺は一通りポップスとかロックの手法を身につけたらできます。

ちなみにここでいう及第点の曲っていうのは

粗がなくて聴き心地がいい、ちゃんとした売り物になるような曲です。

 

そのうえで、妥協はしたくないですよね。

なので、先ほどのは本当にリリースが差し迫ってる時だけで大丈夫です。

 

色々な面から考えると、ある程度上記の能力があるなら

多作である必要はないと考えています。

プロになるにあたって多作が必要な時にできるのはスタートラインで、

でもそのうえでクオリティが求められるようになる時がいつか来ます。

だからそうなったならもう多作である必要はないです。

ですが、そのクオリティに到達していない人は多作がいいです。

目安としてはアルバム1枚分、ちょっと長めのフェス1回分くらいの

キラーチューンの持ち曲ができたら多作をやめていいです。

そこからは意味づけの勝負ですし、ありきたりなものを作っている場合ではないので。

 

それではキラーチューンを作るまでを見ていきます。

まず、キラーチューンを作るにあたって、

どういう心持か、何が必要かを書いていきます

 

個人的な見解としてですが、

キラーチューンは作るときに結構スムーズに出てきます。

かかるときでも1ヶ月、かからなければ3時間くらいで出来ます。

 

そして、リラックスしているときに出てきやすいです。

情緒不安定な時には意外と出てきません。

これは人による部分も多いのかなと思います。

やはりリラックスしてる時にできる人が多いようです。

 

からしっかり寝てくださいね。

 

それでは次に必要なものを書いていきます。

これは機材は一通り必要です。

 

tommetal.hatenablog.com

 

上記の記事を参考にしてください。

 

そしてほかにも必要なものはあります。

それは「バンドとしての大義名分」です。

この記事でも似たようなことが触れられています。

www.gizmodo.jp

 

わかりやすい言葉で言い換えるなら

思いです

 

なんでそれをやりたいのか、

なんでそれを表現する必要があるのか

それを世の中に出すことでどういうことを巻き起こしたいのか。

 

こういうもののことを言います。

 

こういう「大義」を持つことによって

表現の解像度が上がっていくし、

自分たちの曲が何を意図したものなのかをとらえやすくなります。

 

大義をもつには

原体験(きっかけ)もセットで意識するといいと思います。

曲に意味づけをしていくんです。

 

そして、キラーチューンの曲について迫っていきます。

ここで考えてみてほしいんです。

キラーチューンってどういう曲ですか?

 

考えてくれましたか?

キラーチューンは「聴きどころのある曲」ってことです。

これもわかりやすく言うと「耳や印象に残る曲」ということ。

 

だから強烈に耳に残る個所を曲中に入れ込んでください。

このフレーズを聴きたくて曲を聴いてる、くらい強烈なものです。

ただ、ポイントとして他のフレーズもちゃんとしたものであることが望まれます。

粗があるとやっぱり聴いてもらえません。妥協はしないこと。

 

tommetal.hatenablog.com

 

この前のカヨの記事でも書きましたが、あれはリフはいいけどそれが意外に

粗が多いのでああいう評価になってしまったんです。

 

ではどういうのなら粗がないといえるのか。

キラーチューンになりえるのか。

 

このまえのスキャンダルの記事をみてください。

 あそこで紹介した曲にヒントがあります。

tommetal.hatenablog.com

 

イントロは確実に耳に残るし、

Bメロもやはりスキャンダル特有の音遣いで耳に残る。

サビも歌いやすい。

こうなると「また聴きたい!」となりますよね。

 

先ほど言ったアルバム曲との違いはそこです。

もちろんアルバム曲でいいのもあるけど、

高確率でリスナーをメロメロにさせるリード曲とかは100%キラーチューン。

 

勘違いしないでほしいんですけど、売れ線の適当な曲はキラーチューンではないです。

やりたいことや思いがにじみ出ているからよくなるし伝わるんですよ。

だからキラーチューンなんです。

全力を詰め込んでみてください。それがキラーチューン。

売れそうな曲って売れませんからね。そういうこと。

 

音楽的な部分だとリフとソロを作ってみるといいと思います。

曲をいくつも作るより、リフを作るのに集中したほうがイイかも。

いいリフができたらそのあとで展開していけばいいので。

先ほど言った手法とリフを組み合わせて、サビは起伏大き目で目立たせればいい。

 

こういうのを見てもらって分かる通りなんですけど、

じつはキラーチューンに共通する部分ってほとんど音の部分じゃなくて

精神性の部分なんですよね。マイヘアとか見ててもそうだけど。

基本的に売れたいならやりたいことが何なのかを向き合うべきです。

 

完全に理想の音楽をできる人間なんてたぶんこの世のどこにもいなくて、

どこかでやりたいこととできることのバランスを考える時が来ます。

そしてすべきことが何かっていうのに突き当たります。

とくにキャリア序盤だと。プロでもなりますよね普通に。

私にもそれはあったし。やっぱりみんな突き当たると思う。

完全な理想通りというのはほぼ100%ないし、

それはプロになればなるほどそうだと思います。

 

だからそういう時に必要なのがさっき言った思いとか理念で

完璧な理想からすこし外れたものとどう向き合うか。

どう肯定して見せるのか。

そういうのを考えてほしい。

 

さっきのサカナクションの例なら、もともと大衆路線を志向してたわけではないのに

紅白に出たりして大衆路線をとったけどきつくて、グッドバイという曲で

そういう路線からは脱却しようとしたけど、それもそれでキツかった。

難しくて美しい音楽をやろうとしたけど、新宝島でもう一回表に行くことにした。

じゃあ自分たちは理想である美しくて難しい音楽を聴く入り口の役割になって、

NFというイベントを開くことで自分の聴いてほしいミュージシャンとつないで

いろいろと本物の音楽を聴いてもらおう、みたいな。

 

こういう感じでプロでも葛藤はするし、簡単に見つかりはしない。

基本的には自分たちの理想をやるというよりは自分たちの役割を意識したらいいと思う

 

自分たちが今のシーンをよくするとしたらどのようによくするのか。

どうやって今の音楽のシーンを面白くしていくのか。

そういうことに向き合って書かれた曲はきっと人々の心に突き刺さるでしょうね。

そりゃ当然だ。

 

売れるバンドというのはどこかにその時代にはない新規性というのがあるんだよね。

別に何も新しくジャンルを生み出せとかっていてるわけじゃない。

 

例えばだけど、ハードロックやメタルが全盛のときにニルヴァーナが出てきて

世界を変えてしまったし、時雨とか9ミリとかノベンバーズとかが出てきて、

残響のマスロックやポストロックが流行りつくしたときに

カナブーンとかが流行って邦ロックの世界を変えた。

別に音楽的に新技術を詰め込んでいるわけではないけど、

その当時のシーンになかった衝撃を与えたから売れたんだ。

そしてダンスロックが流行ってだるくなってきたころに

マイヘアみたいなバンドが出てきてそういう流行りをぶちのめした。

あるいはシティポップのバンドが出てきてやはりシーンを変えようとした。

だから売れたんだ。もうわかってきたでしょ?

 

シーンの中で自分たちができることとすべきことは何かを考えると思う。

その中にどれだけ理想を詰め込むか。

そういうのがバランスとしては大事になります。

 

だから自分たちはどうシーンに爪痕を残すのかを考えたら

きっとキラーチューンが書けますよ。

それでは。