メタラーの逆襲

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作曲のノウハウ講座 作詞のテーマについて 入門編

こんにちは。

作詞するときについつい

「翼広げて君を離さない守りたいよ~!!!」

みたいになっている人はいませんか?

こんな歌詞書いて何が楽しいんでしょうね???

こういうのはナンセンス。面白味もクソもない。

魚でいうと血抜きに失敗して鮮度が下がったような感じなのだ。

そこのところをしっかりしようぜ。

 

というわけで早速歌詞の書き方について教えます。

 

・テーマを決めよう

まずはテーマを決めてみます。

詞先か曲先かにもよりますが、基本は同じです。

 

より強い言葉で刺したいときは詞先が良いと思います。

テーマの例を挙げていきます。ベタなやつです。

 

恋愛、日常、風景、死生観、不安、怒り、社会風刺、意味深系、

空耳、応援ソング、文学的、お祭り系、メッセージ系・・・

こういうのが歌詞のテーマとして挙げられます。

 

基本的に全部の系統、思いついたら片っ端から書いてみてください。

個人的なオススメは曲がなくても歌詞だけでどんどん書いたほうがいいと思います。

 

・恋愛系の歌詞の書き方


My Hair is Bad - 真赤 (Official Music Video)

 

まずなんだけど、恋愛系の歌詞には系統がある。

マイヘアとかだとやけにリアリティがある感じ。

最近はリアリティのある恋愛歌詞が流行っています。異常なくらいに。

だから近いうちにちょっと古く感じられるようになるかもしれない。

他には空想恋愛的な歌詞もアリです。

これはバックナンバーの高嶺の花子さんみたいなかんじ。(MVがでてません><)

ロマンチックなやつとか。

実際に聴いてもらったほうがいいんだけど、

ロマンチックなやつとかは明るくて楽しい系統になりがち。

上手くいかない恋愛だとしてもやっぱりリアリティは少な目に。

あまり悲壮感はないんですよね。だって空想だから。

逆に実体験のものは悲壮感あふれる感じか後悔系か、憤り系か。

マイヘアだと復習っていう曲とかは怒りを感じます。


My Hair is Bad – 復讐

 

歌詞めっちゃこわいンゴ。。。

みたいなものも多いです。

 

だからまずどっち系か。

それによって自然と明るいかつらいかが決まってきます。

 

そうしたら恋愛系の場合は場面を意識するといいかもしれない。

場所とか季節とかがイメージできると歌詞に盛り込みやすいよね。

クリスマスの失恋ソングとか。夏祭りの初デートソングとか。(クソがッ!)

こういう場面を意識してみてください。

 

次にすべきことは実際に設定を映像としてイメージすることです。

頭の中で短編映像を組み立ててください。

いきなり歌詞にしなくていいから寝る前に妄想して。グフフ。

てな感じで頭の中のイメージを言葉に置き換える作業が重要になります。

映画を見て歌詞を書く練習をしてみるといいかも。

映像を言葉に置き換える練習はいかなる場面でも重要です。

逆もしかり。

小説とかを読んで映像化してみるのがいいかもしれない。

私の知っている人で、ホラー小説はリアルに場面を想像してしまって

気持ち悪くなって読めなくなる人がいるけど、そのくらい想像してほしい。

歌詞を書くならね。

 

・日常系

これは正直言ってそんなにたいそうなことを言う必要はないけど、

日常にあることでみんなが思いつかないようなことを書くのがいいですよ。

なぜか今日はという曲で、序盤に日常風景の描写がありますが、

これはうまいなと思いました。

見たものを言っている、という体なのにしっかりと感情が読み取れるのがすごい。

そしてそのあとにつながっていくのがすごい。

 

・風景と死生観はラク

これはさっきの映像を言葉にする練習をすればいいのでラク

死生観は普段から思ってることをそのまま言葉にするだけ。

ただ、この辺は面白味がないかもね。いわれつくしてるし。

恋愛系よりも書くことがないし、

個人的には冒頭に書いたものとそんなに変わらんなと

思ってしまうこともあります。

目新しさとかがあればまあいいんじゃないかな。あんまりこの辺は好みじゃない。

 

・不安、怒り、社会風刺系


欅坂46 『月曜日の朝、スカートを切られた』

これに関しては怒りの矛先を定めます。

何に対しておこってるのかを考えて。

元カノの浮気?給料未払い?それとも世のなかに対する怒り?

どの層に向けたものなのか、そのベクトルは意識してください。

そして怒りの表現の度合いを考えます。

一歩冷静に切れてるのか、感情的なのか。

そういう部分です。その度合いについて考えます。

さらに問題に対しての感情をもう一種類。

悲観的であきらめているのか(もう遅い的な?)

それとも事実を述べているだけなのか

それとも訴えかけるようなエネルギーがあるのか

皮肉っているのか・・・

こういう矛先と度合いと種類を考えてください。

 

そのうえでここら辺についてはニュースサイトで政治系のニュースでもみたらどうかな

なんて思います。世の中に怒るには格好の材料がそろっていますからね。

残念ながら。そういうメッセージを歌詞に載せることで世の中を揺さぶれます。

 

・意味深系

ジラフポットのブラックデザイナーとかかな。


ジラフポット - I don't know don't I (Official Music Video)


ジラフポット - Black designer (Official Music Video)

なんかよくわからないけどコワイみたいな。

そういうのとか。あとは仕掛けのある曲とか。

そういうのですかね。

この手の歌詞は明言を避けつつ芯に触れるのがポイント。

普段言わないような言い回しのフレーズは

変わったメロディーを当てるとインパクトに残ります。

ブラックデザイナーだと、

腕と目と足と髪の毛を・・・のところ。

 

・文学的系

こういうのはきれいな小説みたいな感じで。

キャブスとかは参考になるけど。


the cabs"二月の兵隊"

やっぱり文学にふれたりそれっぽい言葉にアンテナを張る必要があると思う。

日常では思いつかないけど、意味が分かりそうなくらいにするのが大切。

分かりすぎては面白くない。

こういう歌詞は好きな人とか待ち望んでる人が多そう。

最近見かけない分野でもあります。

 

・どういう歌詞が刺さる?

さっき恋愛系のところで書いたことがほぼすべてで、

ちょっとコツをまとめて書きすぎてしまった。

ジャンルは違えどアンテナを張って映像を作って言葉にする。

それの積み重ねでしかないんですよ。基本は。

 

そこでなんですけど、ロックの歌詞で刺さるのはやはり恋愛。

悲しいけどこれが真実。

ただし、社会風刺と文学的なものもいいと思います。

これは狙うのが難しい分、コアなファンを一気につかめる。

 

バランスとして思うのは恋愛とかテーマ系(曲の世界観にのっとっている感じで、

物語的な歌詞とか)の歌詞をメインにしつつ。

文学性と社会批判を定期的に出していく。

一般受けをする恋愛の作品もいい曲を知ってもらうには必要。

その一方ミュージシャンや世間を揺さぶるという意味では難しい歌詞も

持ち札として切れると強い。

 

そして、応援歌とかそういうのはあんまり多くないほうがいい。

ありきたりになりがちだから、一曲あればいい。

応援系だとこれがいい。


ゴールデンボンバー「らふぃおら(Life is all right!)」LIVE PV【GOLDEN BOMBER】

こんな歌詞、他の誰にも書けない。あふれ出る才能とセンス。

 

バランスとしては気楽に楽しめるけど、

ハッとする部分がたまにある、くらいがちょうどいいな。

自分が好きなのはそういう感じです。

あんまり全曲社会批判とか主張とか持たれてもね?

疲れちゃいません?

でもあんまり楽しくしすぎても芯がないなって思われちゃう。

 

一番は物語で歌詞を書くのがイイよな。

気楽とメッセージの中間くらいの立ち位置だと思うんですよ。

音楽というのはバランス感なのでね。

 

という感じで今回はさらっと。

テンションのピークが冒頭の小ネタだった感は否めないけど。(笑)

次はもっといろいろやっていきます。

それでは。