メタラーの逆襲

雑記系メタラーがエモいことを発信するブログ

ロビンソン

今日はこれ


スピッツ / ロビンソン

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名曲といわれることの多いこの曲の良さを解説します。

 

・コードを弾いてるだけなのにどこか浮ついたイントロ

まず、ギターに関してはイントロが見どころのひとつ。

別に外れた音は弾いていないんですが、

おそらくコーラスやリバーブなどのエフェクターをかけることで、

ほんのわずかだけ音をずらしたり揺らしたりして、

浮ついている感じを出しています。

コーラスが音をちょっとだけずらして厚みや立体感を出す機材、


はじめてのコーラス・エフェクター【ギター博士】

 

バーブは大会場で演奏しているかのような音の広がりを持たせる機材です。


はじめてのリバーブ・エフェクター【ギター博士】

 

この浮ついてるのに外れてない音が、

現実と非現実の間のような世界観を演出しています。

 

・変態めいた歌詞

この曲の歌詞は「わかる~!共感する!」みたいな歌詞ではないです。

どっちかというと???となるような歌詞です。

まず、何を言っているのかというと、

待ち伏せて君を追いかけて離れないようにして二人だけの世界を作ってしまうのです。

 

リアルの世界だったらかなり危ないです(笑)

ただ、どこか上品な言葉使いや音の広がり方、

現実味の抑えられたサウンドなどがあることで

歌詞の危うさが緩和されています。

 

このヒヤっとしてしまうような音の並びを

聴かせられるバランス感の良さ。

そして上品さ。

そこがうまいです。

 

・無駄が一切ない構成

この曲はすごくシンプルな構成で、

ボーカルアコギエレキベースドラムという編成。

わざとらしいシンセも、無駄な効果音もない。

必要な場合もあるんだけどね、

この曲の場合はそういうのは必要ない。

 

飾り気がないのに芯が通っていてストレート。

そこがいい。

そしてこういう編成だから、はやりすたりの影響を受けない。

いつまでもさびることがない。

そういう普遍性を持っていることもすごい。

 

・サビの歌い方

地に近い歌い方をしていたのに、

ミックスボイスと裏声を織り交ぜて歌うのがすごい。

これを再現するのは難しいです。

ミックスボイスというのは、

地声と裏声をミックスさせた声のことで、

裏声ほど高いところや繊細なところはないけど、

裏声にはない太さを持った声のこと。

しゃべる声の高さに近ければ地声、

声があきらかに細ければ裏声、

そうでなければミックスボイスです。

 

そこのコントロールもずば抜けていて、

音域を幅広く使えるのでボーカルのレンジ感がとてもいいです。

しかも高域に行けば行くほど少年性を持ったボーカルになるのがすごい。

普通はただナヨっとしたりしてしまうところを、

声の細さをあどけなさとして無垢な感じで再現できるのがすごい。

唯一無二な声です。

 

これらを駆使することにより盛り上がるところで確実に

ロディアスなフレーズをぶつけられます。

 

いつも思いますが、名曲はバランス感に優れています。

変化に富んでいるのに、いびつな変化の部分が一切ないんです。

 

他にも上げようと思えばいくらでも挙げられますが、

今回はこんな感じで。

 

それでは~。