売れてきているバンドって2種類あって、
それによってバンドの今後みたいなものも大きく分かれる。
一つ目のパターンはそのまま売れるような曲をバンバン出していくタイプ。
ヒット曲のパターンに乗って、そのまま同じような曲を次々に繰り出していく。
もう一つのパターンは、ちょっと売れ線から外した曲や、
変わった曲を出してくるタイプ。
果たして息が長いのはどちらだろうか?
個人的には後者だと思っている。
つまり、幅を広げて表現に取り組んだ方が
中長期的に見て結果を残すんじゃないかと。
そこで聞いてほしいのがこの曲!
この曲は完全に後者のタイプ。
出たての頃はindigo la endのフォロワーバンドみたいな
位置づけだったと思うけど、
意図的にそう言った枠組みから抜け出そうとしているのがいい。
あと、インディゴをまねているのもリスペクトとかオマージュの
範囲内だと思うので、そこもセーフ。
ここら辺の微妙なラインというのは作詞作曲できる人じゃないとわからない
ことだろうけれど。
この新曲に関して言えば完全にトリッキーな曲で、
エフェクトやすっとんきょうな音の使い方が面白い。
他には
こういった売れ線っぽい曲も書ける。
抑えるべき構成的な美しさをちゃんと抑えていて、
コードプレイを中心にした1回目のギターソロと、
アウトロのような形で出てくる感情的な2回目のギターソロ。
近頃のバンドで2回目のギターソロを入れてくるバンドって
ほぼ見かけなくなってしまった。
ただ、その中でも毎回新しい切り口を見せてくれる。
キャッチーでポップな曲をかけるバンドなのに
売れ線に甘んじないその姿勢が好きだ。
攻めた姿勢を貫いて、今後もいい曲を出し続けてほしい。